日常に潜む適応障害の危険性│セルフチェックを活用しよう

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適応障害を改善するには

レディ

職場などでの新しい環境にうまく適応できずストレスが蓄積されることによって生じる適応障害ですが、この適応障害はその環境から離れることで改善へと向かいます。職場が原因の適応障害であれば、退職が最も効率がいい改善方法となりますが、生活などもかかってくることも少なくないために中々退職するという判断をするのは難しいです。そういった場合、医師から休職を指示される場合があります。休職をして一度ストレスを感じる環境から離れて身体をしっかり休めて治療してから復職するといった改善方法です。改善案としては効果的ですが、休職中にただ休んでいるだけでは改善しない場合も多く、また一旦改善しても再発してしまう危険性もあります。休職期間中に適切な行動を取っておくことで、再発し辛くすることはできますので、その方法をチェックしていきましょう。休職において一番大事になるのは、療養のための休職であることを念頭に置いておくことです。適応障害になりやすい人というのは責任感が強い真面目な人が殆どですので、休職ということで負い目を感じてしまうことも多いです。しかし、適応障害はストレスが原因から正常な判断や行動ができなくなるといった症状があります。こうした状況で働いていても、結果的に周りに迷惑をかけてしまいます。そのため、状況を改善させるべく了承しているという意識が大切です。そうして精神をゆっくり休めてから、ストレスの原因となる環境と向き合っていきましょう。休んでいる間は、定期的に正常な判断ができるようになっているかどうかをチェックするようにしましょう。このチェックを行うことによって自身で正確な判断ができるようになることが改善への第一歩です。また、この期間中は規則正しく生活をすることが大切です。不規則な生活だと身体がうまく休めず、精神に不利益をもたらしてしまう可能性があります。早寝早起きを心がけ、3食しっかりと食べて適度に身体を動かすことが健康だけではなく精神にも改善の効果をもたらします。適切な生活に合わせて、自分が落ち着くように感じてリラックスできるような行動を生活に取り入れていきましょう。たとえば本が好きな場合は、日に数時間読書の時間を設けたり、音楽が好きな人はリラックス出来る体勢で好きな音楽を聞いたりするといったように、精神に余裕を持てるようにすることが適切な休養に繋がります。身体を整えていき、精神を休ませることができたら、次にチェックをするのは環境にどう適応していくかといった方法です。適応障害は快方に向かっていたとしても、復職してまた再発をするようでは意味がありません。ある程度心身が回復してきたら、環境に対応できない理由と解決方法を探す必要があります。これは自身だけで考えているとマイナス思考に陥りやすくなってしまうため、担当医に相談してチェックしてもらいながら探していくようにしましょう。職場でメンタルヘルス担当者などが設けられている場合には、そのメンタルヘルス担当者に相談してみるというのも有効な手です。環境に適応できない場合は自身が環境に合わせるか、環境を自身に合わせるかのどちらかとなってしまいますが、やむを得ず後者の環境を合わせていく場合、職場のメンタルヘルス担当者に相談しておくことでスムーズに環境を合わせていくことが出来る可能性が高いです。ですがメンタルヘルス担当者を用意されていない職場なども少なくはありませんので、基本的には自身で環境に対しての適応力を高めていく必要があります。この適応力を高めるという方法では、認知行動療法という方法が一般的です。認知行動療法は、私たちの物事に対するとらえ方を修正し、改善することで気分や行動を変化させていくといった医療方法となります。物事のとらえ方というのは人それぞれで、食べ物一つにとってみても美味しそうに見える人もいれば不味そうに見える人も居ます。こうしたとらえ方の偏りは個性へと繋がり、自身の性格を形成していきます。生活をしているとこの偏りが原因で落ち込んでしまったりすることや、不安を感じてしまうことなどもあるでしょう。この偏りをチェックして少しずつ修正していき、とらえ方をプラスの方に持っていくことが認知行動療法の主な内容となっています。