日常に潜む適応障害の危険性│セルフチェックを活用しよう

男性

悪化すると生活に支障も

男の人

適応障害の症状は様々ですが、日常生活の上ではなんとなく不調な程度で済まされて、自身でも気づいていない場合というのが大半です。
身体的な問題としては最初に軽度の吐き気や頭痛などであることが多く、適応障害が悪化していくにつれて症状が酷くなったり、増えていったりします。酷い場合には、頭痛薬などの薬が効かなくなってしまうといった事なども症状として挙げられています。更に悪化することにより、日常生活に完全に支障をきたしてしまう事があります。たとえば適応障害の原因が会社であった場合などは、出社すること自体が難しくなっていきます。出社をしようとすると酷い吐き気や頭痛、腹痛などに襲われるようになったり、出社しても仕事にならなくなったりしてしまう場合もあります。こうした適応障害の症状は仕事が理由で引き起こされる可能性は高いですが、仕事だけが原因というわけではありません。たとえば引っ越しや妊娠、出産などによる大きな環境の変化でもうまく適応できずに適応障害の症状が出てしまう場合などがあります。しかしストレスの原因から離れることで、人によって個人差は現れますが症状が出なくなることもあります。これは適応障害のチェック方法の1つで、ストレスの元から切り離して生活をするという一種のストレスチェックを行うことで判断をすることができます。適応障害に限らず、一般的にストレスから日常生活に支障が出て来る場合には、なんらかの精神的なトラブルが起きている可能性が殆どです。放っておくことで鬱病などにも地繋ぎになることもあるのが適応障害ですので注意して自己チェックを行うことを心がけましょう。いざ適応障害かもしれないと精神科医に通院してみると、鬱病と診断されたということも少なくないほど、精神疾患と鬱病は近い病気です。適応障害の判断基準の中には、「他の病気の所見が見られないこと」といった項目があります。これは他のより重大な病気、たとえば鬱病などが診断された場合は、そちらの病気の診断が優先されます。似通ったこの2つの病気の大きな判断基準は、「ストレスの原因から離れてみてどうか」といった点が挙げられます。精神疾患の場合ストレスの原因から離れることで個人差はあるが徐々に回復していきます。適応障害の場合は、原因となる環境の変化やストレスの原因が何であるかというのを多かれ少なかれ自覚している場合がほとんどです。しかしながら鬱病はストレスの原因から離れても改善することがなく、無気力などの症状が出てしまいます。このチェックを行うことで、似通っている点の多い適応障害と鬱病を切り分けることができます。